大学入学共通テスト

2025年度の大学入学共通テストの志願者数は49万5,171人。うち現役志願者数は42万5,968人でした。高校3年生は日本全体で97万人いると推定されるので、高校生の44%が受験をしていることになります。裏を返せば半数を超える高校生にとっては関係ないテストということになります。

過去5年間の平均点は以下の通りです。
2024年度 51.38点
2023年度 55.65点
2022年度 37.96点
2021年度 57.68点
2020年度 51.88点

大学入学共通テストは日本の教養レベルを示すものだという人がいますが、高校生の上位層が受験して半分しか解けないということは、とても日本人の共通する教養レベルということはできません。あくまでも大学入学の選抜試験でしかありません。ならば、数学教育の基準は一体どこへ求めれば良いのでしょうか?

また共同通信社のニュースによると、AIベンチャーのライフプロンプト(東京)が大学入学共通テストをChat GPTに解かせたところ数学IAで80%、数学2BCで93%の得点率だったと明らかにしました。テクノロジーが進化すれば、人間が手計算で解かなくてもできるということになります。膨大なデータの平均や標準偏差をエクセルで求めることができるのと同じです。

大学受験準備の様相を呈する日本の高校数学はこのままで果たして良いのでしょうか?

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